導入と生産計画のメリット
導入と生産計画のメリット
PRODUCTION PLANNING
導入と生産計画のメリット
兼八産業のキュアリング貯蔵庫は、キュアリング庫と貯蔵庫のふたつの種類の庫内で収穫したサツマイモを管理します。まずは、キュアリング庫で収穫したサツマイモのキュアリング処理(温度約33℃、湿度約90%)を3日程行い、サツマイモの傷を修復します。その後、キュアリング庫から貯蔵庫に移し、糖化をすすめ、出荷までの管理(温度13〜15℃、湿度85%〜95%)をします。3日ごとにキュアリング庫内にサツマイモを入庫し、押し出す形で貯蔵へ回すことで簡単に生産・出荷計画の管理ができます。また、庫内の貯蔵量はお客様の生産計画・収穫量に合わせて、設計・施工いたしますので、お客様に最適なプランでの出荷計画が可能です。
キュアリング貯蔵庫による
メリット
収穫したサツマイモをそのまま出荷した場合は、1キロ150円程度が相場の目安となります。これをキュアリング貯蔵庫で寝かせ、傷を修復し、さらに糖化させることで甘くなったサツマイモは、出荷時に1キロ300〜350円まで値が上がります。自分で育てる場合、1キロあたり110円のコストがかかっているといわれているサツマイモなので、そのまま出荷すると1キロあたり40円の利益しか生みませんが、糖化させた出荷時300円のサツマイモならば1キロあたり190円の利益があがり、そのまま出荷するよりも単純計算でも約5倍程の利益となります。ロス率を考えなければ、単純に100t出荷したら1900万円の利益を上げることができ、もっと大規模な農場であればさらに利益は増えていきます。
また、自然環境に晒される中での保管や温度・湿度調節が不十分な保管庫に比べ、内部環境が一定の兼八産業のキュアリング貯蔵庫ではロス率の軽減につながることはいうまでもありません。自然環境に左右されづらいということは、その年、その年での差を最小限に抑えられるため、数年先まである程度読むことができ、生産・出荷の計画が立てやすく、さらには収入の安定化に繋がります。もちろん、サツマイモ農家に限らず、サツマイモ加工業者の方にもメリットがあり、今まで1キロ300円の高値でしか買ってこなかったサツマイモを、自社で育て、利益率を大きく確保したり、掘ったままの安いサツマイモを仕入れて、自社でキュアリング・糖化処理を行ったりと、事業展開に幅が出ることは間違いありません。
設計もお客様の事業に合わせたオーダーメイドなので
お客様の計画に合わせ、利益を最大化できます。
これを機に、新たな事業の形として
キュアリング貯蔵庫の導入をご検討ください。
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私たちの農場である兼八ファームでは実際にさつまいもを育て、キュアリング貯蔵庫にて、キュアリング処理、貯蔵を行っております。シーズン中(目安10月~3月※年によって変わります)には実際に私たちのさつまいもをキュアリングし、貯蔵していますので、まずはぜひ実物をご見学ください。また資料請求、お見積り、収益シミュレーション、シーズン外でのキュアリング貯蔵庫見学などももちろん承っております。キュアリング貯蔵名人の詳細を知りたい方はお気軽にご相談ください。