兼八産業の合野と申します。
10月も下旬になりグループ会社の兼八ファームでは、さつま芋の収穫を開始しております。収穫と同時進行でキュアリング処理を行い、品質の良いさつま芋の加工及び出荷を年間通して行える準備をしております。今年も収穫時期の外気温が高く、油断するとカビが大量発生するのでスケジュールに注意しながら進めております。今回はキュアリングの様子を少しご紹介させていただきます。
【キュアリング貯蔵名人とは】
さつま芋の保管に必要なキュアリング処理及び貯蔵を自動で行う装置です。さつま芋は収穫した後、糖化・熟成させる事により美味しい商品になります。従来のキュアリング・貯蔵は、その日の気温や湿度によって環境を調整するなど、日々の管理が必要でした。キュアリング貯蔵名人では、大半の管理を全自動化しております。又、お客様の設置環境や規模に合わせて設計施工させていただきますので、是非一度ホームページをご覧になっていただければと思います。
【キュアリング貯蔵名人ホームページアドレス】
【兼八ファーム/キュアリング貯蔵庫】
兼八ファームに設置のキュアリング貯蔵庫は約30トンタイプになります。コンテナ4段積み×パレット2段積みの仕様で格納しています。天井の高さが取れる場所でしたら、パレット3段積みも可能です。
(兼八ファーム設置のキュアリング貯蔵庫)
【2024年キュアリング処理開始】
天候に悩まされながら約10トンのさつま芋を収穫して1回目のキュアリング処理を行いました。
運転は全自動で、予熱から冷却までを約4日間で行います。
(キュアリング後のさつま芋の様子)
キュアリング後のさつま芋は少しだけ芽が出ます。しっかりキュアリングできたと思います。この先は熟成させるための『貯蔵モード』に切り替えて、あとの運転は自動プログラムにお任せします。
弊社では引き続き、キュアリング貯蔵庫の視察及び干し芋名人乾燥機の干し芋体験などを実施しております。お気軽にご相談いただければ幸いです。最後までご覧いただき有難うございました。
★干し芋加工をご検討の方へ★
【干し芋名人ホームページアドレス】
https://drymeijin.jp/hoshiimomeijin/